南南西の風

風は南から。鹿児島でもがいてます。       26歳のアウトプットをどうぞ。

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東京都同情塔

読み切ってませんが、

感想です。

 

設定が斬新で面白い!

 

文章の表現も美しく、

読むのに苦労しませんね。

 

3/4くらい読んだので、

ちょろっと感想です。

 

時代は現代。

 

東京都にスカイツリー

東京タワーに次ぐ高さのタワーが建築されるという。

 

その名前が

 

シンパシータワートーキョー

 

ここでタイトルの意味が

なんとなく見えてきます。

 

その建築物を設計することになる

カリスマ的な女性建築家と、

一人の若い青年が主な主人公となります。

 

なんで、

シンパシータワートーキョーなのか

 

それはなんと、

その大きなタワーが刑務所だからです。

 

そうきたか!!

 

おもしれー

 

想像するだけでも面白いですよね。

 

それに対する、

SNSなどの周りのリアルな反応

 

設計士目線の表現も面白い!

 

しかもこの小説には、

チャットAIが度々登場します

 

いやあ、いよいよ来たなあと思います

 

チャットAIが温かみのない、

たんたんと答えをくれる世界

 

それを前提に物語が成り立っている

 

また、世間の目や、

立派な力を持った

ネット上の意見や誹謗中傷

 

現代ならではの心情や、

不安や悩みがでてきます

 

最後まで楽しみです。

 

犯罪者を犯罪者として、一括りにしない。

彼らを犯罪者にしてしまった

社会背景や、経緯を考えよう。

 

そんな寄り添いが、この東京都同情塔。

 

どんな終わり方なんでしょうね

 

 

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