日本人の教養!
なんて言われるこの1冊
つい面白くて、
何日かで読み終えました。
まさか恋愛の絡まるストーリー
とは思っておらず、
まずは驚きました!
そこには人間の弱さと、
理解不能で説明の難しい心の動きや
人間の側面が描かれ、
100年前の本とは思えないくらい
新鮮で面白かったです!
心情の移り変わりやその様子
が細かく美しく描かれているので、
すごくイメージが湧きやすい。
本当に自分が
当事者のように感じられるほど、
罪悪感や心情を感じてしまいます。
特に、僕は根が暗いので
かなり想像が膨らみ、
影響を喰らいました笑
恋愛での嫉妬
他人を完全には理解できない歯がゆさ
過去の自分の過ちへの後悔
とにかく人間臭さ爆発のこの本
是非、手にとって見てください!
冒頭の始まりは
主人公の”私”が、
先生について誰かに
打ち明けるところから始まります。
しかし、この本の半分は
先生の過ちを”私”へと打ち明けるために
綴った手紙の内容になっています。
そして、決して
誰にも打ち明けないでくれと。
にも関わらず打ち明けている主人公。
そこにも想像は膨らみます。
まさか奥さんじゃないよね?
おもろーでした